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木漏れ日の隙間から。日々の出来事をジャンル等問わず自由気ままに綴ります。 不適切な書き込みはご勘弁を!


by aki23star

村尾酒造合資会社 薩摩茶屋

川内酒造組合に属する村尾酒造合資会社 。プレミア焼酎で有名な 村尾 !


この薩摩茶屋は村尾酒造の所謂レギュラー酒。
「薩摩茶屋」は、あのプレミア焼酎「村尾」を出している村尾酒造の焼酎です。「村尾」は飲みやすい焼酎で、随分と人気がありなかなか手に入れるのが難しくなりました。そんな村尾酒造のレギュラー焼酎である薩摩茶屋も、現在では入手困難な焼酎となっています。
村尾酒造さんは小さい蔵元で「薩摩茶屋」も黒麹をつかった手作りの焼酎です。村尾・薩摩茶屋の他に、良い麦の採れた年だけ製造・発売される むんのら が有名ですね。

村尾酒造は仕込みの際の芋を洗うお手伝いの方等以外は造りに関しては村尾さんが一人で行うというこだわりの蔵元です。さらには、自らが設計した蒸留機により蒸留するという職人気質の方が、すべてに関して行っています。その為、生産本数も年間数百石の為近年入手が難しくなっております。したがって、この薩摩茶屋も、酒屋さんでは入荷が少なく限定品扱いとなっている状態。




村尾酒造合資会社  薩摩茶屋_d0046942_20113676.jpg

NETで見つけた気になる酒屋さんの声。

販売を辞めました。

販売をやめた理由・・・  怒濤の焼酎ブームが吹き荒れる中、人々の気持ちも変わりますね。荒れてくることも度々あります。これだけのブームなのに、その中にいる人はブームではないのでは、おっしゃる方もいますから、驚きです。訳がわからくなっているのでしょう。
九州を車で走ると、焼酎蔵がどこにあるのかすぐわかるそうです。 昔は煙突、いまは御殿が目印らしいですよ。ほんとびっくりです。 変わったのは、商品の中味だけではありません。流通も変わってしまいました。いまの御時世不景気ですので、利益を確保するのに必死です。 人気銘柄を自分だけが押さえることができれば、こんな楽なことはありません。 しかし、なかなかそういった商品は回ってはこないものです。 焼酎に限らず、ビールにしても利益を得ようと、卸屋が小売をはじめています。業務用市場で低価格を武器に、今まで小売店の顧客であった業務店を奪っています。焼酎問屋にしても、卸売りの他に小売りをはじめています。生き延びるためにはしょうがないと言えども共存なくして成長なしていうことがまったく忘れ去られています。 もはやお金の前ではルールもモラルも存在しない状況です。
焼酎の販売方法として、最近次のようなやり方があります。
・抽選販売・抱合せ販売・オークション販売
3万円以上他の商品を買えば、目的の焼酎を買う権利が得られる。なども抱合せ販売の一種に入ります。 これらの販売方法は厳密に言えば、独占禁止法にも触れる恐れがあります。法律の前に、焼酎というものは、そういう風にして売ることが似合っているのでしょうか? 私には思えません。 こういった状況の中に・・屋のような小さな小売店が、戦いの中の渦の中に巻き込まれたら、店の存続すら危なくなります。
誠に勝手ながら、この焼酎も販売を辞めることにしました。
静岡市内と九州の問屋さん経由で仕入れていました。この問屋さんも小売りに力を入れはじめ、ネット通販もはじめ、抽選販売も堂々とはじめられました。お話になりません。 これで目が冷めました。これでブームは終ったなと。これらの蔵元の商品はけっこう売れますので、腹が痛い話です。 肉を切って骨を断つ、我が酒屋商道を歩きます。信用第一です。人・物・金の前に信が来ますからね。酒屋の勝手なわがままですが、御理解をお願いします。

これは酒屋さんが村尾酒造さんに対しての言葉です。価格吊り上げ!ひどい値で売ってる酒屋も多々見かけます。真面目な商いをしている酒屋さんの声として書き込みました。



薩摩茶屋  1,800ml 25度  1,840円 → これが定価です。
NET酒販店では、1本7,000円以上の売値!おかしいですね。
自分は定価ではありませんが、定価に限りなく近い金額で購入できました。





by aki23star | 2006-03-01 20:24 | 焼酎コレクション(一升瓶)