卒団式終わる。

３月２７・２８日の２日間に渡り開催された 春日井JBC-FIRES・M,B,B,C の卒団式。
たくさんの顔ぶれが並ぶ体育館。今年度の卒団式は、いったいどんな内容になるのだろうか？毎年最後までミニバスを頑張った子供たちに、最大限の贈り物をしてあげたい。
最大の贈り物とは？ そう！心に残る卒団式！彼ら、彼女たちがいつか大人になったとき、ミニバスの話題で懐かしむことができたら、私たちにとってそれは本当に嬉しいことです。
卒団式初日はOB・OGが集まっての親善試合から始まりました。卒団していった先輩達も、中学でバスケを頑張っています。さすが、上手になったな。成長振りに思わず笑みがこぼれます。そしてメインの 親子ゲーム！卒団生の保護者中心で半ば 強制出場（笑）ではありますが、これがなかなか楽しいんです。普段は我が子に叱咤激励していたお父さん。息子の動きについていけません。知らぬ間に我が子は成長していることを実感！息子と親父との笑顔のふれあい。嬉しい瞬間ですね。お母さんたちも頑張って出場！子供たちの早い動きに、しりもちついてしまったお母さんも多数。（笑） 初日はゲーム中心で大盛り上がりの中で無事に終了しました。限られた時間の中で後輩たちは、先輩たちに贈る寄せ書きの色紙に書き込み。もちろん試合中の応援も。笑顔の初日はこれでお終い。体育館を一人後にする自分は、明日の最終日の式典のことで頭の中はいっぱいです。最高の卒団式にしてあげたい！ただそれだけ。結局寝るまでずっと最終日のことを考えていました。
２８日。いよいよ最終日！仕事を早く終えることができてラッキーでした。最後の日が、新年度体育館利用団体代表者会議と重なっていましたので、心なしか焦っていたのですが、時間があったので学校関係者に頼んで早い時間から体育館を開放していたきました。今年度はたくさんのトロフィーや盾、表彰状をいただくことができましたし、華を添える意味でも是非とも飾りたいと前々から考えていました。飾りつけをしていたのですが、会議の時間が間もなく迫ってきます。遅刻するわけにもいかないし、ここは尊敬する「長老さん」に頼むしかないと電話！快く引き受けていただき自分は会議に。
会議が早く終了したので早々に体育館にダッシュ！これからゲームが始まるときでした。
今夜は昨年卒団した男子が集合してくれています。学校こそ違えど、全員がバスケットを頑張って続けています。さすが！って思わせるプレイの連続！観ていて楽しいバスケットをしてくれて嬉しかったなぁ！短時間しかゲームができなかったけれど、君たちの成長振りは心の中に焼きついたぞ！これからも頑張ってほしい！そして後輩たちを宜しく。
最終日にもたくさんの保護者の方々が集まってくれています。ここはもう１度 親子ゲームしかありません。連日出場してくれたお父さん・お母さん、筋肉痛は我慢して（笑）可愛い我が子とのふれあいに一生懸命頑張ってコートを走って、我々を楽しませてくれます。バスケットってこんなにもきついスポーツなのか？実感しましたね。（笑）
さて！最後のゲームは、卒団生 VS コーチの対決。実は、自分はこれまで１度もゲームには出場していませんでした。持病のヘルニアが、ひょんなことで再発してしまう恐れがあるからです。でも、ここは自分が出場しなきゃ！って思い、頑張って？コートに立ちました。が、やはり走れません。（爆）明日が誕生日の自分ですが、老いには勝てないことを実感！（泣！）若手コーチの頑張りで、何とかコーチ軍の勝利の歴史は守られましたが、来年は出場できるのだろうか？今から心配です。（笑）
そして、いよいよ卒団式典。嫌な瞬間が訪れました。卒業＝旅立ち　未来ある子供たちですから、いつまでも現状のままではいけません。でも、寂しさと悲しさでいっぱいになる瞬間。これは自分にとって、毎年毎年嫌な瞬間なのです。
子供たち一人一人に卒団証書を渡します。涙でいっぱいの子供もいます。笑顔がいっぱいの子供もいます。遠くから頑張って参加した子供もいます。１度はやめると言っていた子供も、頑張って成長してくれました。たくさんの思い出が蘇ります。これがやばいんです。立場上厳しい自分ではあります。たいていのことでは泣きません。そんな自分でも泣けるときがあります。オリンピックで頑張っている姿に感動！スポーツなら何でも感動しちゃいます。バスケットはハードな球技の中で５本の指に入るほど過酷なスポーツでもあります。そんなスポーツを頑張り続けた子供たち。思わず涙腺が緩んでしまいます。
各コーチが、卒団生の子供たちに最後の言葉。いよいよ最後だな・・。自分は何を言おう・・。言葉にしたら言葉にならないことは自分が１番知っています。よし！ここは歌しかない！下手でも伝わる歌を大声で歌ってやろう！こうして歌ったのが 「若者たち」という歌でした。寂しい思いと、励まし送る思いが伝わりやすい曲で、自分が好きな歌でもあります。恥ずかしいから目を閉じて・・・。自分の下手な歌で、少ししらけたところで卒団生保護者の方々から、卒団記念品の授与がありました。かねてから欲しかった 横断幕です。素晴らしい作品に感謝感激しました。凄いです！嬉しさいっぱい。しかし、責任感も痛烈に感じました。団旗・横断幕に恥じぬよう、これからもこの体が続く限り頑張らねば！いつかOB・OGと一緒に記念パーティーを開くのも夢の一つです。卒団した子供たち。バスケの強豪中学校に進学する子も多数います。バスケ部が無く、泣く泣く他のクラブを選択する子。様々な人生がこれから待ち受けています。苦難もあることでしょう。しかし！夢はかなう！頑張って流した汗の数だけ、きっといいことがある！いつも前を向いて、胸を張って、相手の目を見つめよう！返事ははっきりとね。
可愛い子供たち。　卒団本当におめでとう！

PS・男子諸君。寄せ書きありがとう！女子諸君。手紙ありがとう！生涯大切にします。