大栄 愛娘
春先に入手した芋焼酎ですが、NETで検索したところ悲しい秘話があったんです。
さつまいも作りの達人 大木さん。
美味しいさつまいもの生産者であり、通の間ではかなり有名な人物です。
この「愛娘」を食べたことがある方はおられますでしょうか?
本当に美味しいさつまいもだそうですね。 自分は食べたことはありませんが。
このさつまいも(愛娘)を作るに至って悲しい秘話がありました。
大木さんは、理想のさつまいもを作るために、毎年40トンものたい肥を畑に入れて土の改良を重ねてきました。
たい肥の原料の成分を細かく分析し、配合する割合の研究を重ね、作り上げました。同時に、いい種いもを作るために、「系統選抜」を繰り返します。しかし、このさつまいもを開発の途中で、娘が病気にかかります。困難と悲しみを乗り越えて生まれた新しいさつまいもです。
生産するまでにはたくさんの苦労があったようです。
※ 最初の年、満足のいく芋はまったく取れませんでした。でも、大木さんの長女が、「おいしい」と言って、大木さんを励ましました。3年目、やっと大木さんの満足のいくものができてくるようになりました。
そんな日々の中、大木さんの長女は、がんを発症しました。
家族みんなが長女を励まし、支え、大木さんは、高系14号の改良に打ち込みました。
そして大木さんのさつまいもは、2002年、地域名産の新品種として地域を上げて生産に取り組むことが決まり、生産が始まりました。
大木さんの長女は、その年、収穫を待たず旅立ちました。
新しい芋の収穫が終わり、そのサツマイモの名前が公募されました。
大木さんも、思いを込めて応募しました。さつまいもの名前は『愛娘』。
公募の投票の結果、その芋は『愛娘』と決まり、『大栄愛娘』として売り出されました。
お嬢さんへの思いのこもった『大栄愛娘』。
収穫のあと、45日ほど地下で貯蔵してから出荷されます。
低温で貯蔵することによって、さつまいものでんぷんが糖に変わり、より甘くおいしいさつまいもになるからだそうです。
[専用箱より]
[この焼酎は、千葉県産の「大栄 愛娘」というさつまいもを原料に作りました。]
さつまいものほのかな甘い香りと、口当たりのふっくらした味わいがこのお酒の特徴です。
☆こだわって育てられた「大栄 愛娘」
上品な甘さとしっとりとした食感を特徴とする「大栄 愛娘」は、完熟堆肥を用いた土作りにこだわる限られた生産者が、丹精込めて育てたさつまいもです。
☆全国有数のさつまいも産地「成田市大栄地区」
千葉県北東部に拡がる北総合台地の中心に位置するのが「大栄 愛娘」のふるさつ成田市大栄地区です。食用さつまいもの栽培の歴史は四十年余りで、現在では全国有数の生産地となっています。
土壌は富士山の火山灰が堆積してできた関東ローム層。土が柔らかくきめ細かい土壌でミネラル分に富んでいるため、光沢があり食味の良いさつまいもができるのです。
1本の焼酎。一つの銘柄にも数々の思いが詰まっているんですね。
愛娘さんへの愛情がたっぷり詰まったこの焼酎。
大切にコレクションさせていただきます。
今週もご協力の一押しを宜しくお願いします。
↓
このお話、テレビで見ました。
そして、お芋さんも焼酎も口にしました。
まるで贅沢なスィーツのようなお芋さんに濃い甘さを堪能できる焼酎、
とても美味しかったですよ^^
そうなんですね。たった1つの商品にもいろいろな物語がありますね。
思わず泣けちゃいました・・・。
しかし、大木さん頑張りました。
亡き娘さんも喜んでいることでしょうね。
自分は食べたことはありませんが、こちら愛知では入手することができるんでしょうか?
写真を見るだけでも本当に美味しそう。
(URL書き込めないので、検索してください)
お値段の違いは形と大きさの違いで、
さつまいもって長い方が価値が上がるんだそうです。
5kg、あっという間でした^^